オーストラリアのブランドCasablanca(カサブランカ)の財布
2007年2月に新婚旅行で行ったオーストラリアで、もっとも現地らしいカンガルー革の財布を記念に購入しました。
カサブランカについて
この財布は、オーストラリアのゴールドコーストに工場があるカサブランカというメーカーで、グレートバリアリーフ観光で有名なケアンズにある、メーカー直営店で購入しました。
このメーカーはカンガルー革の他にオーストリッチ製品のバッグなども製造しているそうです。
安かったけど8年も使っている
この新婚旅行の記念に買った私の財布は二つ折り、妻の財布は同じ色柄の長財布で、紺色の絞り柄です。
購入金額は日本円で2500円位だったと記憶しています。
このレポートを書いている8年前から使い続け、購入当初は鮮明な紺色でしたが、現在ではだいぶ色が薄くなり、そこに油分などが染み込んで黒っぽくなりました。しかし、まだ現役で使えそうです。
カンガルー革について
そもそも日本人には馴染みの薄いカンガルー革ですが、牛革よりも豚革のスエードに近い感じです。ただ、スエードのような厚くて丈夫というような感じではありません。
購入する際、「丈夫で長持ち」と店員さんが説明してくれる言葉をほとんど信じず、薄革で軽くて、何となく和紙で作った工芸品のようなイメージで、私自身も3年位しか持たないだろうと思っていましたが、予想に反して長持ちしています。
縫製もしっかりしている
縫製も日本製のようにしっかり行っており、糸がほつれることはありません。
また、糊付けしている所も、糊が剥がれるということもなく、安価な国産の物よりも優れているとも感じます。
不満なところはエンブレム
ただ、不満な点といえば、メーカーのロゴが焼き印やプリントではなく、金属製の出っ張ったエンブレムのため、衣類のポケットに引っ掛かったりすることがあります。
十分な収納
財布の機能としては、一般的な二つ折りの財布ですが、ポケットというか、仕切りの数が想像以上に多く、とても収納性に優れています。
札入れの部分で2つ、小銭入れのスナップ付ポケットが1つ、そして、カード入れが何と6つもあるのです。
オーストラリア製のサイズについて
財布のサイズは、日本とオーストラリアでは紙幣の大きさが違いますが、その紙幣の大きさの違いが財布のサイズに影響しているのではなく、クレジットカードの大きさを基準に財布のサイズが決められているようです。
国産の二つ折り財布は、紙幣二つ折りを基準としてほぼ正方形に近いですが、この財布は少し横長で、使い始めた当初は若干違和感がありました。
でも、クレジットカードを横に配置する形はとても利便性が良く、現在これに慣れている私は、正方形でカードを縦に配置する財布の方に違和感を覚えると思います。
財布には個性が出る
財布というのはわりと個性が出やすい物です。同僚に缶コーヒーをおごるのにポケットから出した時、彼女とデートで食事代を精算する時、etc…。
いろんなシチュエーションで思い浮かび、こだわる人は服装やTPOでも財布を変えるみたいですが、私はいつでも使い慣れた財布が一番だと感じています。
ただ、ジャージ姿でビトンの財布を持って、コンビニで買い物しているヤンキーのまねはしたくないですが…。
ブランドではなく想いで選ぶ財布
財布とは現代社会において、ある種一番身近な持ち物であり、肌身離さすと言っても過言ではありません。地震や火事で非難する時でも、せめて財布をだけは持ってというが人情です。
そんな財布が思い出深い物なら、その人の生活はきっと豊かになるし、その財布も大切に扱うことでしょう。
もし、新しい財布を買おうと思った時には、ブランドだけにとらわれるのではなく、そんなことも思いながら購入してみてはいかがでしょうか。
私はもう一度、グレートバリアリーフの海を見に行きたいと思います。そして、オーストラリアへ行ったら、同じ財布をまた買うことでしょう。
Casablanca(カサブランカ)の購入方法について
2015年4月現在で調べた限りではCasablanca(カサブランカ)の財布を日本で手に入れることはほぼできません。正式な輸入代理店はないですし、価格が安い為か並行輸入している業者もいないようです。
ごくたまにオークションで出品される程度で、日本で入手するのはなかなか困難な状況です。
このように手に入りづらい状態なので、オーストラリアへ行った際には、記念にカサブランカの革製品を買ってみてはいかがでしょうか。私はおすすめします。

ココマイスターは人気があり品薄が続いている日本の革製品ブランドです。
日本製でイタリアンレザーを使用した上質な長財布が、2万円代という良心的な価格から手に入れられるので、財布をどれにしようか迷っているのであれば、一度は覗いて欲しいブランドです。


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