使っているからよく分かるダンヒル財布の革質やエイジングについて
2018/06/24
私はダンヒルの財布を使っています。
黒を基調とした男らしいデザインが多く、時代時代の流行にも流されることがなさそうなところが気に入っています。
仕事用に長財布、休みの日はバックなどを持たず、ぶらぶらするときのために、パンツのポケットにおさまる二つ折り財布と使い分けています。
ダンヒルの財布を実際に使って感じたこと
実際に使って感じた良い点は、牛革のハリときめの細やかさの違いです。
さすがダンヒル、今現在はリシュモングループの主軸ブランドであるためなのか、使われている素材は間違いなく一級品です。
しわが入っても、復元性があり、変なしわが付きにくいことが、他の財布との大きな違いです。
おそらく財布では、なかなか使わないカーフを使っているのでしょう。
こういうところは高級靴にも通じる品の高さなども感じます。ブランドのロゴではなく、素材そのものから「いいもの感」が出ています。
悪い点はないのですが、しいて言うなら、本当に奇をてらわない黒い財布なので、面白味がないというところでしょうか。
それと傷などが目立ちにくいので、傷がついているのを見て「味」だと感じる人には、良くないのかもしれないというところでしょうか。
ダンヒルのエイジングについて
エイジングはやはり、革製品の醍醐味ですよね。
私はコロンブス社から出ている、ブートブラック リッチモイスチャークリームを使っています。上質なアルガンオイルは抗酸化作用があり、革の劣化を遅らせることができます。
そのため、財布などに見受けられる、折り目の部分のクラックなどできる様子もありません。
うっすらとついた傷などは、汚いというよりかは、男らしさをむんむんと漂わせるものです。また、新品時にはなかった、奥からにじみ出るような光沢感があるのが特徴です。
ダンヒルの特徴
まず、ダンヒルというブランドがハイブランドでありつつ、グッチやコーチといったビッグメゾンブランドとは違うブランドポジションのため、「質の良さ」を求める30代半ば~50代くらいの人たちに好まれる傾向があるようです。
ただ、20代の人でも持っていれば、「物の価値がわかる人」と周りの評価あがるのではないでしょうか。
カーフ素材で、作られているのはイタリア。まさに本物志向の方におすすめしたい一品になっています。
ダンヒルにはロゴなどのデザインの部分での派手さは求めずとも、素材から高級感が出ていると、先ほどお話しましたが、一応ロゴでいうと、写真にある「サイドカー」が人気のようです。くどくないところが本当にいいですよ!
以前買ったガンゾの財布は私には合わなかった
以前はガンゾのセールで売られていた財布を使っていました。
ガンゾというと、高価で貴重なコードバンを贅沢に使用した財布を作っていることで有名です。
しかし、この財布には大きな欠点が二つありました。
まずはカードを入れている、内側の部分が薄いブラウン色だったので、少し手が汚れて、汗ばんでいる夏場なんかに触れようものなら、真黒な指紋がついてとれないのです。
クリーナーや消しゴムなど様々な方法を試みて、汚れをとろうとしましたが全く取れません。
その汚れは「味」などでは決してなく、ただ汚く、見た目にもみすぼらしい財布になってしまうのでした。
また、コードバンは水に弱いので、手汗を書きやすい私には、全く私の手元に置くには有り余るものだったのです。
そこで、新たに選んだのはダンヒルの財布でした。
内側も黒いので、手汗がついても黒ずんで汚くなることはありそうにもなかったことがよかったです。
あなたはどんな財布を選びますか?
皆さんは革財布はどのようなものをお使いになられていますか?ある方はブランドなどにこだわりがなく、無名ブランドの財布を使っているかもしれません。
年も年だし、それなりの財布を持っておこう…という方はもしかしたらラルフ・ローレンやタケオキクチなど、ファッションブランドの財布を使っているかもしれません。
いやいや財布は一番見られる、ファッション要素としても大切なもの!だからこそ、グッチやコーチなどのハイブランドで、バッグもすべて統一!という方もなかにはいらっしゃるでしょう。
私は年も年だし、それなりの財布を持っておこうと思っていた人間の1人でした。
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