財布はお金を入れる道具だけではなくその人のセンスや個性が表れる

昨年主人が財布を買いかえたいといい、いろいろなお店やネットを見てまわり、様々な財布を見る機会がありました。その時【お財布って、ただお金を入れる道具じゃなくて、その人の人柄やセンス、個性を表すものなんだな。】と実感しました。

大胆だったり、誠実だったり、そんな面までお財布一つで分かってしまうような気がしたのです。

そのせいか主人のお財布選びも慎重で、本当に気に入ったお財布を見つけるまで、結局一年近くかかりました。

結局ミネルバリスシオというイタリア製の革がいたく気に入ったようです。長財布で、外見はとてもシンプルな物でしたが、手触りだけでその革の質の良さを感じさせました。

カラーは遊び心のあるブルーです。革製の割には、持った感じもとても軽く、厚みはないがキズが付きにくく丈夫で、デニムのポケットに入れた感じが良いそうです。

革製なので、後々色の変化も味わいとして楽しめること、そして形がシンプルなことなど、長く使うことも考えて選んだようです。やはりそこには主人の、一つの物を大切に長く使う性格が出ていて、財布選びにはその人が出るなぁと思ったものです。

年齢的なこともあるでしょうが、私は男性には質の良い、シンプルなお財布を持って欲しいと思っています。そして、その財布に大切に使ってきた年月を感じると、財布だけでなくその人自身をすてきだなと思います。

素材はやはり革がいいです。革は使う度に艶が出て色に深みが出たり、自然なしわが刻まれ、手にしっくりと馴染み出し、年月と共にその人だけの物になっていくという感じがするからです。なんだか自分のことも大切にしてくれそうな気がするのです。

財布って、一日に何度も使う物。お店で会計する時など、女性は見ていないようで結構男性のお財布を見ているものです。これから財布を買われる時は、安かったからとか、使いやすいからだけで選ぶのではなく、自分を表現する重要な物として選ばれた方がいいと思います。

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