ギャップにキュン！お札はスマートな財布、小銭入れは可愛い巾着型

最初のデートの時、財布というものはその「人となり」が見えてしまうほど重要なキーアイテムになってしまうと思います。

財布はその財布の趣味以前の問題として、その人柄がそのまま出てしまうものです。私がこれまでお付合いしてきた人達の財布を思い浮かべると例外なくそうだったと思います。

その中でその人と付き合おうと思った瞬間が、その人の財布とその扱い方をみた時でした。初めてのデートで食事の後にレジで支払いの時、「いいよ。今日はご馳走します」と言ってくれ、ジャケットの内ポケットから長財布を取り出しました。お札とカードが綺麗に並んでいるのが目に入りました。黒の革製で薄くスマートなかちっとしたシンプルな財布でした。

まず、一万円札をトレーに置きました。ふつうにスマートな支払いだと思ってみていました。

そのまま見ているとその後、バックからコインケースを取り出し小銭の方を取り出しています。コインケースの中に手を入れて探しています。そして端数のお金もトレーに置きました。お札入れとコインケースを分けて使ってる人なのだと分かりました。

そういう人はたくさんいると思いますが、その彼が持っていたコインケースはシンプルなお札用の長財布と全くイメージの違うタイプのもので、茶色の革製ですが、革が羊の皮のように柔らかい優しい感じのもの。巾着型をしていました。

その中に大きな指を入れて小銭を探す感じが微笑ましくかわいらしく思えたのです。

お金を大事にし、きちんと管理できる人、でもケチという感じではなくきれいにお金を使う人というイメージがつきました。

初デートとなると男性はちょっとスマートなお金の使い方をするかもしれません。それは理解した前提ですが、いつも使っている財布自体をみるとよくわかるものです。

その彼とは事情があり今はおつき合いが終わりましたが、あの時の長財布とコインケースが今思い出しても素敵でした。よくいうギャップというものだったのでしょう。実際、大人っぽいスマートさと子どもっぽい純粋な部分をもっていた彼でした。

この長財布の在庫を確認する
この巾着型小銭入れの在庫を確認する