ロンドンブライドルグラディアトゥールを買った感想レビュー
ネットでたまたま広告を見かけた際、吸い寄せられるように公式サイトに辿り着き、そこでウインドウショッピングをしているうちに、そのまま衝動買いしてしまった財布が、ロンドンブライドルシリーズのグラディアトゥールという商品でした。
私が最初に見た画像は、グラディアトゥールの黒っぽい財布と、真っ赤な財布でした。
2つの財布が重なるように置かれているのを見た時、その色の鮮やかなコントラストに、とにかく惹かれたのです。
今にして思うと、コントラストが美しい…!といっても、それは2つの財布を並べて初めて楽しめるものだったので、単品で使用することを考えると、ハッキリ言ってあまり意味がなかったかも…(?)と。
しかし、最終的には、直感で美しいと思ったコントラストを、結果的に1つの財布で楽しめることとなったので、これはラッキーでした。
ロンドンブライドルグラディアトゥールのブルースネイビー
私が購入したのは、ブルースネイビーというカラーです。
表面にザザザッと浮かんでいる独特の傷のような模様がなんとも言えず魅力的で、油絵の具でキャンバスに夜を表現したかのような世界観が素敵だなと思いました。
これはブライドルレザー特有のロウ仕上げを行ったものなので、少し使用すれば白いロウの部分は取れていき、堅牢な革が姿を現すそうです。
そして、先程も少しだけ触れたコントラストというのは、何のことかというと、ズバリ表面の色と内装の色とのコントラストです。
表面の黒っぽい色に対し、内装は明るめのブラウンで、このギャップが美しく、とても気に入ったんですよね。
ブルースネイビーというカラーネームは、なかなか絶妙だなと思いました。
もちろん、最初はブラックと真っ赤に近いレッドとの組み合わせにビビッと来たので、欲を言えば内装がその赤だったらいいかも…なんて、想像してみたりもしました。
ただ、財布って毎日目にするものなので、パカっと開けた時に目に飛び込んでくる色としては、落ち着いた色がちょうどいいかも知れない、と今は思っています。
お金を入れておく部分が、あまりにも赤いと、なんとなく散財してしまいそう(?)な気もしたり。赤は人を興奮させる色ですからね。
スマートなのに大容量で機能性もバッチリ
この財布、パカッと口がかなり大きく開くので、まず、中身が見やすいなぁ!と。デザインも大事ですが、やはり使いやすさって欠かせませんからね。
小銭入れも、マチがしっかりとってあって、中身がよく見えますし、取り出しやすいです。
サイドの空間やポケットも充実していて、「もっと入ったらいいのに…」的な悩みを抱えたことは特にありません。
容量が大きいわりに、ジップを閉めると、とてもスマートに感じるので、魔法のように不思議な財布だなぁ…と思っています。
財布って、ジップ以外にも色々なタイプがありますよね。ただ折り畳むだけのものもありますし、留め具をひねるようにして開閉するものや、ホック式、マグネット式、紐式、などなど。
この点に関して、特に強いこだわりはなかったのですが、ココマイスターのジップは、開け閉めしていても、引っかかりを感じないので、自分にとってはベストな選択肢だったなぁと思っています。
愛着を持って使い続けたい
個人的には、ロゴが内側にさりげなく刻印されているのも、愛着の湧くポイントだったりします。
いかにも、人に見せつけているかのような、ドーン!という感じのロゴって、ちょっと抵抗あるんですよね。
自分自身がそのロゴを好きで、見ていて癒されるという分にはいいと思うんですが、周囲の人に対して、これ見よがしな印象を与えてしまうのが、なんとなく気になるんですよ…。
カラーに関して、あっさりブルースネイビーに決めたかのような書き方をしてしまいましたが、実は他にもたくさんあると知って、かなり目移りしていたことを告白します。
アルバートレッドに惹かれたのはもちろんですし、ロイヤルチョコもいいなぁ…と思っていました。
やはり、外側と内側との色にコントラストの感じられるものが、自分としてはお気に入りなのですが、パイプオルガンという色も素敵だなぁ、と思いました。
色に楽器の名前が付いているって、なんだか斬新で魅力的ですよね!
夫婦で愛用したいという夢も
自分が持つには、どうだろう…という理由で見送ってしまいましたが、鮮やかなレッドの財布に未練を残している私は、これを嫁にプレゼントするのはどうだろう!と画策しています。
嫁は嫁で自分の好きなブランドの財布を使っているようなので、必要ない!と言われてしまうかも知れませんが、説得してでも、アルバートレッドを使って欲しいなぁ…と思います。
旅行先の宿で、テーブルの上なんかに、2つの財布をポンポンと並べて置いたら絶対に美しいだろうなぁ、と、ついつい想像してしまうんですよね。

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