ココマイスターの特徴や評判、デメリット、人気商品、再販攻略など

ココマイスターの魅力

「日本の職人がつくる心温まる革製品」をコンセプトに、熟練職人を選定し、細部まで手を抜かないこだわりのものづくりを行っているブランドが、ココマイスターです。

ココマイスターの最大の魅力は、商品が非常に上質でありながら、価格がリーズナブルに設定されていることです。

一般的にブランド品を百貨店に卸すと、売値の5割程度が手数料として発生します。これが有名ブランドの原価が1～2割といわれる原因のひとつです。

高額な金額で商品を販売しないと、ブランドは運営していくことができません。

しかしココマイスターは卸直販で行ってきて、ネット販売を中心にしてきました。

そのためデパートや百貨店に行っても、ココマイスターの商品を買うことはできません。だからこそココマイスター公式サイトでは、高品質な商品を良心的な価格で購入できるようになっています。

上記の表は私が業界関係者に聞いてまとめた予想値です。見てもらえばココマイスターがいかに商品原価を高くできるかが分かります。

ただ、どこのブランドも原価や販売手数料または広告費を詳細に発表しているわけではないので、あくまでも参考値ということをご了承ください。

ひとつ言いたかったことは、卸直販なので高品質をリーズナブルに提供できるという点です。

ためしに有名ブランドと使われている素材を比べてみてください。ココマイスターの方が良い素材を使っているのに、価格が抑えられていることに気が付くはずです。

ココマイスターのデメリット

ココマイスターは商品在庫が無いという状態が、当たり前になっています。

一定水準以上の職人が作るので、製作数に限りがあり、需要と配給のバランスがあまりよくありません。

そのため「すぐ欲しい！」、「入荷待ちなんてしたくない」という方ですと、あまりの在庫の少なさにイライラしてしまうかもしれません。

再販直後でもすぐに売り切れる人気の財布

ココマイスターで人気の商品はこちらです。

ブライドルレザー

ココマイスターには様々な種類のレザーを使用した商品が販売されていますが、その中でもっとも売れているのがブライドルレザーの財布です。

ブライドル グランドウォレット　32,800円（税込）

こちらが一番売れています。再販時は特にすごい勢いで売れます。入荷数が少ない時は一瞬で売り切れになります。

ブライドル インペリアルウォレット　31,500円（税込）

こちらはグランドウォレットよりもスリムになったブライドルレザーの長財布です。スーツなどスマートに財布を持ちたい方に、こちらが好まれています。

こちらもすごく売れます。再販されて1週間経過しても在庫が残っていたら、奇跡と言えます。

コードバン

ブライドルレザーに引き続きコードバンも人気商品のひとつです。

ココマイスターのコードバンは希少な部位を使っているためか、入荷数が少ないです。もしも十分な数の入荷があれば、ブライドルレザーよりも売れているかもしれません。

2015年12月に新商品として発売されたこちらのコードバンの財布は、販売開始とほぼ同時に売り切れになりました。

マイスターコードバン スカイスクレーパー　70,000円(税込)

日本の由緒ある伝統製法で染め上げた最高級水染めコードバンを使った外装と、イタリア名門タンナーであるバダラッシ・カルロ社の極上オイルレザーを使った内装を併せ持つ財布です。

ブライドルレザー＆コードバンは間違いなくおすすめ

様々なレザーの商品があるので目移りしてしまい、迷ってしまう方もいると思います。そのような方は、ブライドルレザーかコードバンのどちらかを選ぶことをおすすめします。

どちらも良質な革で、使った人の満足度は非常に高いです。ただ、人気商品なので競争率は高めです。

マットーネレザーもおすすめ

ブライドルレザーかコードバン以外にも、マットーネレザーもおすすめです。

例えるならブライドルレザー＆コードバンはかっこいいというイメージで、マットーネは穏やか、温かみ、寛大といったイメージです。

マットーネオーバーザウォレット　40,000円（税込）

再販されても緩やかに売れていくことが多いです。

人気の鞄・バッグ

ココマイスターは2015年鞄・バッグの商品点数が大幅に増えました。

その中で販売開始と同時に一瞬で売り切れた商品がこちらです。

マルティーニアーバンショルダー　98,000円（税込）

2015年は3回再販されましたが、新登場の1回目が瞬殺、2回目3回目も数日で完売となりました。

ココマイスターのスタッフさんもあまりの人気に驚いたそうです。

ブライドルバンガーブリーフ　155,000円（税込）

こちらのビジネスに最適なバッグもあっとゆーまに売れていきます。12月の再販時は5種類のカラーが、発売と同時に4カラー品切れになりました。

「販売お知らせメール」について

ココマイスターの商品は「職人製造中」となっているものが多くあります。

希望の商品が「職人製造中」になっている場合は、販売お知らせメールに登録して入荷の連絡を待つ以外ありません。

登録は氏名とメールアドレスを登録するだけなので簡単です。

ちなみに登録するのも簡単ですが、解除するのも簡単、メールアドレスを入力し解除ボタンを押すだけです。

メールの配信頻度

2015年の販売お知らせメール（通称：ココマガジン）の配信回数を調べました。

1月　5回
2月　7回
3月　9回
4月　9回
5月　8回
6月　9回
7月　9回
8月　9回
9月　8回
10月　9回
11月　9回

2015年はこのぐらい再販お知らせのメールがきました。

一見多いように感じるかもしれませんが、ココマイスターの商品点数はかなり多くなっているので、これでもお目当ての商品が販売されるのは、良くて月に1回あるかないか程度です。

お目当ての商品が販売される時だけ知らせてくれればいいのですが、売る立場を考えるとそうもいかないのでしょう。

しかし毎回イラストや画像などを使い、飽きない工夫がされたメールが届くので、楽しみながら見ることができます。

また新商品のお知らせも届くので、お目当ての商品より新商品に目を惹かれることは度々あります。

メールの配信時間

再販のお知らせメールが送られてくる時間はほぼ決まっており、毎回19～20時の間に届きます。

販売お知らせメールには、当日または翌日以降の販売スケジュールが2～3日分掲載されています。

また商品が再販開始される時間も決まっており、毎回21時スタートとなっています。

それとこれまで土日に再販があったことはありません。すべて月～金に行われています。

ココマイスタ―の歴史

ココマイスターが設立したのは2009年なので、まだ8年しか経過していません。歴史はまだまだ浅いですが、とても急成長しています。

ネットでの販売は2010年の6月から行っています。

2011年12月の月商は2,000万ほどだったそうです。が2014年の12月は1万本の財布を販売したそうです。

ココマイスターの財布は1つ3万ぐらいするので、およそ3億円ほどの売り上げになったはずです。

年間売り上げは20億を突破しているということなので、それだけ急成長しこのブランドは支持されているのが伺えます。

そして2015年はバッグの製品ラインナップが大幅に増えました。これによりココマイファンがさらに拡大される予感がします。

2015年以降の売り上げは、金額が大きくなったこともあり、非公開となりました。しかし長年ココマイスターを見てきた私には、売り上げを伸ばしているという雰囲気が、ビシビシと感じられます。

実店舗を拡大中

ココマイスタ―はネットでの販売を主としていますが、ユーザー目線で考えた「商品を気軽に触れる」という部分も重要視しています。

そのため徐々に実店舗も増やしています。

• ココマイスター銀座並木通り店（鞄・バッグの取り扱い）
• ココマイスター銀座一丁目店（財布・小物の取り扱い）
• ココマイスター自由が丘店（財布・小物の取り扱い）
• ココマイスター神戸店旧居留地店（鞄・財布・小物の取り扱い）2017年11月にNEWオープン
• ココマイスター名古屋店（財布・小物の取り扱い）
• ココマイスター大阪心斎橋店（財布・小物の取り扱い）

2017年12月現在では6店舗まで拡大しています。

店舗スタッフはすべてココマイスターの正社員が対応しており、ここにも直販ならではのこだわりを感じます。

「日々皮革について勉強し、革製品が初めてのお客様などの不安解消に努めている」ということなので、お近くの方は一度行って革製品を見てみることをおすすめします。

このブランドが注目されている理由

このブランドの凄い所が、王道で当たり前のことを追求し人気を集めている点です。

「スタンダードでシンプルな財布を設計」、「良質な素材を使用している」、「日本の職人による綺麗な仕上げ」ココマイスターの特徴を挙げてみると、当たり前のことを実直に行っていることが分かります。

よく新しいブランドが「奇抜なデザイン」や「変わった財布の構造」などで注目を集めることがありますが、ココマイスターはそのようなことはしません。

とにかく上質な革財布を、求めやすい価格で提供することで支持を得てきました。

すでに出来上がっていた市場へ、王道の攻め方を後発のブランドが行うのは、非常に難しいことだと思います。

おしまい

ココマイスターがどんなブランドなのか知っていただけたでしょうか？

良質な革製品を欲しいと思っている方であれば、一度は見てもらいたいブランドです。