財布や鞄・バッグを買う前に知るべき日本の革ブランド64選
2018/07/20
日本で財布やバッグを扱っている、メンズ革ブランドをまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
※掲載している各ブランドの画像は、どんな財布を扱っているかわかりやすいよう、財布が写っている場面をキャプチャーしています。
目次
・財布や鞄の日本3大ブランド
・人気がある財布や鞄ブランド14選
・まだある日本の革ブランド46一覧
・低価格商品を扱う財布・鞄ブランド4選
・おまけ:鞄・バッグは販売しているが財布は取り扱っていないブランド3選
財布や鞄の日本3大ブランド
まずは日本ブランドで人気が高い、3大ブランドをピックアップしました。
あまり日本の革製品のことを知らない方は、この中からお気に入りのブランドを見つけることをおすすめします。
COCOMEISTER(ココマイスター)
このブランドの財布は近年すごく売り上げを伸ばしています。後発組なのに日本の職人が制作するスタンダードなデザインと、世界各国から厳選した素材を使って製作する、品質を重視した王道スタイルで伸びている所がすごいです。
製品のクオリティが高いので、どの革素材の商品を選んでも後悔することがないと思います。
アニアリは手頃な価格なのに、日本製で質が良く、なおかつお洒落なデザイン性を楽しめる製品が人気となっているブランドです。
一つの商品に対してカラーバリエーションが10色ある!なんてことも普通にあるので、小物でお洒落を楽しみたいというニーズにピッタリはまります。
aniaryとはAn ideal and reality(理想と現実)から生まれた造語となっています。
日本製の財布購入を検討しているなら、ほぼ確実に候補に挙がってくるほど有名な、革マニアの間では知られているブランドです。
シラサギレザーやディアスキンなど様々な素材を扱っています。特にコードバンの種類は豊富で、品質にも定評があります。
人気がある財布や鞄ブランド14選
日本の革ブランドをただ羅列されても困ると思うので、客観的に見てユーザーから熱い支持を得ているブランドを14厳選しました。
本当はもっと少数に絞りたかったのですが、良いと思えるブランドの数が多かったので、この数になってしまいました。
日本の革製品の購入を検討しているなら、必ず名前が挙がるほど有名なブランドです。
創業1917年の歴史ある老舗が運営する革ブランドとなっています。
日本の革製品を語る上で外せないブランドです。革好きがお勧めするブランドでよく名前が挙がります。
価格設定がそれほど高くないのに、高品質な製品を販売していると評判で、コストパフォーマンスの良さが特に支持されています。
使い心地の良いデザイン性溢れる財布で有名になったブランドです。アイディアが光る製品を生み出しています。
特に有名なのがボックス型の財布です。一見使いにくそうに見える外見ですが、使用者には多くのリピーターがいるほど、その使い心地にはまってしまう魅力があります。
創業50年を迎えた北海道発の老舗ブランド。大人の遊び心溢れる商品を開発しています。
元々は馬具メーカーとして発展してきました。現在は馬具はもちろん、財布やバッグの製作も行っており、北海道では知らない人がいないのでは?というぐらい有名なブランドとして成長しています。
今、物が氾濫している中で「使う人にとって本当に良い物とは何か」を基礎にそれに応じた物を作っています。
カラフルな色使いや、高いデザイン性を感じさせられる製品が多くあります。
『小さな一輪の花』がそれに触れるひとの心に光を灯すことを願っています。
日本人なら一度はこのブランドの名前を聞いたことがあると思います。元は「ミリタリ系を日常生活へ」をコンセプトに始まったブランドです。
SUPERCLASSIC abrAsus(スーパークラシック アブラサス)
「薄い財布」、「小さい財布」がグッドデザイン賞を受賞し、大ヒットとなることで一気に有名ブランドへと駆け上がりました。
FUJITAKA(富士鷹)ブランドは、創業者が歴史や富士山を好んでいたことから国産の象徴として、日本一の山「富士山」、 賢く正確で力強い鳥「鷹」をブランド名としました。1941年の創業当初より株式会社イケテイのプライベートブランドとしてスタートしました。 それ以来、70年以上もの間大切にしてきた歴史のあるブランドです。
WILDSWANSは1998年にスタートしました、日本の皮革製品ブランドです。お使い頂くことでご評価頂けるような商品、サービスの提供を続けたいと思っております。
1965年にランドセル作りから始まったブランドで、 世代を超えて技術をつなぎ、メイドインジャパンの品質を高めていくことを信条に続けているブランドです。
皇室の薬箱も製作している大峡製鞄は常に「品質と職人技」にこだわり数々のビジネスバッグや財布・名刺入れなどの革小物などを作り続けている日本の老舗鞄メーカーです。
ミネルバボックスとミネルバリスシオの革財布を中心に商品ラインナップを展開している、近年注目のブランドです。
まだある日本の革ブランド46一覧
Steal=人の心を奪う。人の心を奪えるような作品、接客、企画を生み出し日本一「楽しい」レザーブランドを目指しています。その為、サイトも非常にユニークな作りになっており面白いです。
私たちが信じ抜く唯一無二の製品を直接お客様の元へ、お届けする事で、優れたコストパフォーマンスを維持しています。
Hamano(濱野)
濱野皮革工藝は1880年創業。日本の皇室をはじめ、世界のロイヤル ファミリーの方々にご愛用のブランドです。
大量制作の現在、職人の手による、本物の商品を皆様に味わって頂き、物の大切さ、革という自然素材の贅沢な素材感を伝えていけたらという想いから、ひとつひとつ丹精込めて大切に作っています。
『REN/レン』のレザーバッグは、素材の選定、型紙製作、プロトタイプ製作を、すべてデザイナーが一貫して行い作り出されています。
機能性はもちろん、こだわりのモノづくりと共にデザインによる装飾性を手の届く高級感で、それによってOfficial sceneの貴方を優雅に演出するアイテム、それがKiefer neu(キーファーノイ)です。
コルボは二つ折り財布、レザーバッグ、ウエストバッグ、バッグ、鞄、レザーウォレット、財布、アクセサリーを、渋谷区千駄ヶ谷で制作&販売している、1998年に創業したブランドです。
・環境に配慮します。 ・限りある資源を大切にします。 ・長く愛着を持てるモノづくりを目指します。
gentenは環境を守る新しいライフスタイルを提案しています。
ブランドラインによってコンセプトが異なるが、最も特徴的なものは、木を薄くスライスした、柔軟性のあるウッドシートとナチュラルなレザー(ヌメ革)が融合した商品で目を惹きます。
存在感のあるアクセサリーはそれひとつで雰囲気や感性をデコレートすることができます。sotは存在感のある高品質なレザーアイテムを中心にライフスタイルを提案しています。
「男の骨太さと」、「ワイルド&シンプル」の2大コンセプトに、デザイン性やブランド構築の理論と方法論を意図的にかつ大胆に壊しながら、新たな時代に向けてクリエイションするブランドです。
SLOWというブランドネームは移り変わりの激しい時代に流されず、ゆっくりと創作を追及していきたいというモノ創りのスタンスを示しています。「自分たちが持ちたくなるものを作る」という精神を原点に製作しています。
何年たっても変わらない価値を持った商品「自然感覚(味わい・情緒)と技術(機能性・利便性・時代性)」を兼ね備えた、新しいクオリティーやオリジナリティーを表現し、独自の世界観を持った大人のためのブランドです。
「流行に左右されることなく愛されるモノづくり」をコンセプトに掲げ信頼されるアイテムを世に発信しています。
基本的にフルオーダーか受注生産で、全工程を手作業で行っています。
『感性に結ばれた小衆の人々に共感されるものを生み出していきたい』という思いから1987年よりバッグをつくり続けています。
独自の価値観を持った大人の男性に向けた”クラシックモダン”をテーマにした商品をご提案しています。
銀革屋は「お客様のこだわりを形にする」のがこだわりです。
東京・元浅草で1925年 (大正14年) よりベルト工場からスタートし、日本国内生産・ハンドメイドにこだわり、革小物製造を営なんでいます。
Leather studio Third (レザースタジオサード)
デザインだけに特化することなく、常に「使う側の立場」で考え、使い勝手や永年の使用にも耐えうる「普段使い」を「していただける製品を作っています。
主に皮革のハンドバッグ、財布小物類の製造販売を行っています。東京下町墨田区からこの道30年の職人が「人にも環境にも優しく」をモットーに製品作りをしています。
お客様に喜んでいただきたい…。キタムラは常にそのことを考えています。それが活動全ての源であると思っています。
1874年創業の老舗です。
「想像以上」——-それがmicの目指すモノづくりです。
スタイルクラフトは2000年2月 デザイナー南埜次郎がスタートさせたバックブランドです。 バックのデザインや試作、生産に至るまで自身でおこなっています。
ダクトはデザインの提案、素材から加工 方法に至るまで、お客様とともに考える企画メーカーです。
長野市にあるハンドメイド専門店で、ハードなバイカーウォレットから女性向けラウンドファスナーまで取り扱っています。
財布などの革製品をオーダーメイドでも制作しています。革の質感にこだわった財布。使いやすい小銭入れやスリムな名刺入れ、高級感あるノートカバーやブックカバーにキーケースなども手縫いで制作しています。
1991年に日本人として初めて、ギルド・オブ・マスタークラフツメンの資格を授与された山口千尋氏が立ち上げたブランドです。
2007年にはNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」、 BS-i「超・人」に取り上げられるなど、日本のビスポーク靴の第一人者との評価を受けています。
anotherfaceでは、全ての商品のデザイン・生地選び・裁断・縫製を1人で行っています。
1点1点丹精込めて作り上げています。
縫わない革製品シームレスモデルなど、個性的な世界観を演出する革ブランドです。
製作者は漫画家権レザークラフト職人でもあります。
お好きな革色とステッチ色の組み合わせで革小物をハンドメイドいたします。
Leather Barista は、埼玉県上尾市でレザークラフト(革細工)を製作している革工房です。
名タンナー栃木レザーの製品を使用してオリジナル革製品,オーダーメイド革製品の製作をクラフトマン一人の手により裁ちから縫製まで総手縫いにて仕上げております。
未来の扉を開けたとき、新たな時が刻まれる…私たちはそんな扉を開ける鍵(CLE)を提案します。
文字盤(CADRAN)に時を刻むように、商品に「愛着」と言う名の時を刻んでもらいたいという思いを込めたブランドです。
SAZABYを持つと、自分にスタイルが生まれる。バッグに織り込まれた気分と物語が、心の中の新しいページをめくってくれる。自分らしさを失うことなく、自分らしさにさらなる魅力を加える。そんな理想のスタイルをめざして。
シンプルベーシック&クラシックユーモラスをコンセプトに、ひとつのテイストに留まらず、機能性、使い心地のよさを追及しています。
北海道の質の高い革製品をオリジナルからブランドまで多彩に展開しています。
warmthcrafts manufacture(ウォームスクラフツマニュファクチェア)
warmthcrafts manufacture は世界で二社のコードバン一括生産を行っている姫路のタンナー「新喜皮革」のオリジナル・ブランドです。
タンナーの強みであるコードバンの良いとこ取りを期待してしまいます。
ブランドロゴである達磨(ダルマ)に片目しか入っていないのも「我々の創り出す商品は皆様と一緒につくり上げていき作り手と買い手が一緒に成長できるようなモノづくり」そういういう想いが込められています。
人間は、純粋に豊かさを求め、自身の感性を信じ、道具を創造してきました。本来の豊かさとは、私たちの思いであり、いつでも自身の中に潜みます。HERGOPOCH(エルゴポック)は、その本質を再認識する事から出発しました。
福岡に実店舗があり、世代から世代へ受け継ぐ文化、そして愛着を持って長く使えるモノを提供し続けるショップです。
低価格商品を扱う財布・鞄ブランド4選
ハイクラスなイタリアの革を使用しながらも、価格面が抑えられた商品が人気を集めている、財布専門のブランドです。
楽天市場の財布ランキングで、1位を取るほど人気が高い財布を販売しています。
高級志向ではなく、コストパフォーマンス重視の方におすすめの財布ブランドです。
Amazonの財布ランキングで常に上位を維持しているブランドの一つです。
ミラグロとは、有限会社ビスポークのオリジナルブランドで、スペイン語で”奇跡”を意味しています。メンズを中心としたレザーアイテムを取り扱い、バッグ、財布、小物、その他服飾雑貨を展開しています。
公式ホームページでは長財布が3万円などで紹介されていますが、楽天市場などでの実売価格は5千円程度です。
腕時計やバッグの人気も高いブランドです。
おまけ:鞄・バッグは販売しているが財布は取り扱っていないブランド3選
日本では数少ないダブルステッチによる完全手縫いの鞄及び革製品を製作しています。また革をテーマに高級鞄から家具・インテリアの企画〜製作も行っています。
ZALEZAは、1910年創業以来、革素材の製造一筋で進んできたタンナー・協伸が2012年に立ち上げたレザーバッグブランドです。
おわり
どうですか?日本の財布や鞄のブランドは、知られていないだけでこんなにも数多くあります。
しかも日本の職人が作る製品が、海外のハイブランド品に負けているとは到底思えません。
ハイブランドのネームバリューがあるというのはたしかに良い面が多いかもしれませんが、素材や作りを重視した財布選びもぜひしてほしいものです。
こんなに長い記事を最後まで見ていただきありがとうございました。
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