高砂良品企画工房でオーダーメイドした極薄の長財布レビュー

会社の同僚が本革の黒い財布を使っていたので、いろいろ聞いてみました。

高砂良品企画工房オーダーメイドの長財布

Q：適度に使い込んだ感じのいいツヤですね
A：購入して1年程なので、ようやく皮も柔らかくなって馴染んできた感じですね。皮のいい匂いはまだ残ってます。

Q：メーカー名は・・・書いてないですね
A：メーカー品じゃないですからね

Q：というと？
A：オーダーメイド品です

Q:オーダーメイドですか？
A：そうです。京都にある皮製品を扱う店でオリジナルで作ってもらったものです。高砂良品企画工房という店ですが、そこはオーダーメイドで本革財布を作ってくれるんですよ。

Q：どの部分がオーダーできるんですか？
A：まず皮の色。4種類から選べます。次に糸の色。これも4種類から選べます。最後に入れるカード枚数。これも最高10枚までホルダーを設けることができるんですよ。

Q：なぜオーダー品を選んだのですか？
A：以前はブランド物の財布を使っていたのですが、元々財布だけでなく「人と同じのは嫌だな」という性格だったので、いっそのこと誰も持っていないオリジナルを作っちゃえと。で、この店なら希望に沿った注文を受け付けてくれるし、1週間ほどで出来上がるので発注しちゃいました。

Q：なるほど。でもオーダー内容が被ると同じ財布持っている人がいますよね？
A：色と形はそうでしょうね。でもほら、内側を見てください。

Q：これは・・・・！
A：右下に私の名前が型押しされているでしょう。私だけのオリジナルを強調してるんです（笑）※プライバシーに配慮し、名前の一部を隠しています。

使ってみた感じたこと

Q：しかし、ずいぶん薄い財布ですね。いや、お金が入っていないという意味ではなく！
A：薄給でごめんね！　でもこの薄さもこの財布を選んだポイントの一つなんです。

Q：一番厚い部分でも1センチか。
A：このくらいの厚みだと、スーツの内側胸ポケットに入れてもスーツが型崩れしないでしょ。財布が内側に入っていることが見た目ではわからないから、スーツのシルエットが生きるんです。

Q：なるほど。おしゃれですね。
A：だから、お札とカードしか入らないのです。小銭を入れるポケットが無いから、別に小銭入れを持ち歩いています。

Q：カードは何枚？
A：キャッシュカードやクレジットカードが8枚入ります。お札は何枚でもと言いたいけど、薄いので20枚くらいが限界ですね。

Q：この財布、特に不満はないですか？
A：やっぱり見た目がのっぺりとしていて何の飾り気もないので、渋すぎて逆におじさんくさい感じがするところですね。オーダーメイド品だと説明すればみなさん感心してくれますけど。

購入後のお手入れ

Q：最初に言いましたが、いいツヤですね。お手入れはどうしてるのですか？
A：購入時にお店からお手入れ用クリームをもらったので、それを使っています。

Q：どのくらいの頻度でクリームを使ってるんですか？
A:月に１回ペースですね。乾いた布につけて磨いています。

この財布が向いている人

Q：この財布、持つ人を選びそうですね
A：かなぁ。まず、ブランド品が好きな人は無理でしょうね。ほとんど知っている人がいない店ですから。おそらく、本革が好きで、世界に2つとないオリジナル品という響きが好きな人が惹かれるものだと思います。そして自分自身が好きな人！

Q：名前入りですからね
A：落としても必ず帰ってくるでしょうね。まず売れないでしょうし。

Q：オーダーメイドで作るっていう発想自体があまり無いでしょうね
A:ちょっとした見栄もありますね。センスの良さをアピールするみたいな。スーツもブランド品じゃなくオーダー品にこだわる人いますよね、それと感覚は非常に近いと思います。

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