大切に長年使い続けてきたグッチメンズ革財布をレビュー
私が使用しているグッチの財布は、長財布の二つ折りタイプです。購入したのは2009年、松坂屋の銀座店内のグッチ直営店で7万円供しました。
GGマークの入った黒で、メタルプレートのアクセントが入った飽きの来ないタイプです。
多少角が擦れてきましたがまたまだ見栄えは悪くなっていません。
オイルやニスを塗るなどの特別な手当はしてきませんでした。
大切に使ってきた財布の使い方
このグッチの前に購入したのが、某ブランドメーカーの革製長財布でやはり5万円以上の代物でしたが、こちらは購入後3年ちょっとですっかり形が崩れてしまい、使い物にならなくなりました。
決して安い買い物ではなく、初めてブランド財布を買っただけに、悔しい思いでいっぱいでした。
二度と同じ思いをしなくて済むよう、気を付けた点は3つあります。
小銭を入れておかない
一つは、小銭を入れるところに、あまり小銭を入れないことです。小銭を入れるための籠を部屋に置き、朝出社するときは必ず小銭を出し切ってカラにしておきました。
買い物をするときや昼食をとるときは必ずお札から始まるので、それはそれで不便でしたが、財布の持ちを優先しました。
私はどちらかといえば面倒なことが苦手なので、財布と小銭入れの二個持ちはしませんでしたが、もし面倒でなければ小銭入れを併用するのもおすすめです。
領収書やレシートを溜めない
二番目は、領収書やレシート、割引券などは、すぐに財布から出しておくことです。これも財布が膨らむ原因になります。
相乗効果として、未精算の領収書をすぐに精算するクセがつき、一石二鳥でした。
必要以上にカードを入れない
3番目は、カード類を入れておくスリットが全部で6つあるのですが、そこに6枚以上のカードを絶対に入れないようにすることです。
加えて外側にソケットがあるのですが、そこにもカードは入れておかないようにしました。
普段よく使うクレジットカード・免許証・キャッシュカードに厳選し、使用頻度が低いカード類は、ビジネスバッグやプライベートバックのチャックがついているポケットにしまっています。
今までは複数のクレジットカードを日常使いしていたので、引き落とし日もバラバラで、正直管理が上手にできていませんでした。使うカードを決めることで、カードの管理も効率的になりました。
こうした努力の甲斐あって、購入後7年経過した現在でも、形が崩れず、特に二つ折り部分は弱くて切れてきやすいのですが、そこもまだ丈夫です。一言でいうとぺったんこ感が維持できていると思います。
また私は、スーツの内ポケットやカバンの中に財布を入れていたのもよかったと思います。ズボンのポケットに入れておくと、汗が染みこんだり、圧がかかったりするからです。
7年使ったグッチ長財布の状況
残念なのは、角が少しこすれてきたことです。これはクリームなどを刷り込んでおけばよかったかなと反省してます。
また二つ折れを留めるホックの部分が明らかに切れかけてきています。
総じていえば、多少痛みが見えてきたものの、購入後7年もたってまだまだ十分使えるというのは、正直驚きです。
こうして長年愛用してきたグッチですが、気に入っているのは、まずなんといっても革と光沢、そしてGGマークが醸し出す高級感です。
財布は人の目に触れることが多いアイテムであり、そういう意味でブランド財布は持っている価値があります。
またカードを入れるスロットは6枚分で、これだけあれば日常使いに全く問題はありません。
外側にもソケットがあり、領収書などを一時的に入れておくのに便利です。
また黒はオーソドックスですが汚れも目立たないので実用的です。
すっかり愛着がわいているこの長財布ですが、メンテナンスに気を付けて、まだまだ使い続けたいと思います。

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