OXMOX（オックスモックス）のメンズ長財布を2年使用レビュー

ロフトの財布コーナーで購入した、OXMOX(オックスモックス)の長財布を、実際に使ってみて良い所や悪いところがわかってきたので、今回はそのレビューをしたいと思います。

店頭で並んでいるのを見ていた時には全然気が付きませんでしたが、実際に２年間使用してみると想像していなかったことがわかってきました。

オックスモックスはドイツ製の皮財布で、アウトドアが好きな方はご存知かもしれませんが、ドイツのドイターという洋小物ブランドメーカーです。

素材を独自に開発し、クリプタンという新素材を使用しております。このクリプタンはとても軽くて薄い上に、傷がつきにくく丈夫で、雨や汚れなどを寄せ付けない画期的な素材です。

そのため自動車の内装などにも使われる贅沢な素材で、こういう点においても気に入ったので購入しました。

実際に使ってみて

角がボロボロになりやすい

店頭に並んでいた時、革の肌触りがとても気に入ったのと、デザインが棒人間と斬新だったので興味本位で買ってしまいました。

そして使っていくうちに、財布の四隅がボロボロになっていき、だんだんと中の素材が飛び出してきました。

詳しくは取り出してないのでわからないですが、角が飛び出しているところから判別してみると、財布の芯の部分は厚紙でできているようです。

写真でもわかると思いますが、角から厚紙が飛び出してきて少しボロボロになっているのです。他の財布では厚紙が飛び出したのをみたことはありませんので、今回はとても中身にはお金をかけていない作りになっているのだという印象を受けました。

傷がつきにくい

素材のせいなのか、四隅のボロボロを抜いて傷が目立たないです。

そして購入のきっかけになった肌触りもずっと当時のまま維持されています。それに棒人間のデザインもシールのように剥がれてくるのかと思いきや、どの棒人間の一部もかけることなく２年後の今でも元気にプリントされたまま財布の表面にとどまっております。

ファスナーが脆い

どこのファスナーかわかりませんが、持ち手が取れてどっか行ってしまいました。

１回ファスナーの持ち手を抑えている金具が弱まり持ち手が抜けてしまったので、もう一度元の位置に戻し使用していましたがある日突然その金具が金属疲労か何かでもぎ取れて取ってもろともなくなってしまいました。

小銭入れは使用頻度が高いのでファスナーが取れてしまってはとてもめんどくさい毎日を送っております。使用して１０ヶ月ぐらいで取れてしまったのでとても残念でした。

カード収納が便利

購入前からわかっていたのですが、カードが１６枚も収納ができとても便利です。

また、カードケースも多少のゆとりを持って作られているので、カードを取り出すときも程よい力加減で取り出すことが可能です。また内側の素材も外側と同じ素材で作られているため、すべすべ感でカードの引っ掛かりをなくしてくれます。

形が崩れる

先ほども触れましたが芯が厚紙でできているせいか、後ろポケットに入れて行動をしていると形が崩れる傾向にあります。

皮自体はフニャフニャなので時間をおくと元に戻りますが、厚紙が形を記憶しているうちはそのまま曲がったままです。

最後に

２年前からずっとロフトなどの店頭に並んでいて、未だに人気が冷めないオックスモックスの財布ですが、今日でも毎年のように新商品が発表され、そのたびに熱烈なファンが購入しているようです。

何点か不満な点を記載しましたが、肌触りがなんといっても他にはないのでその点だけでも十分な合格点が出せる一品となっていると思います。

何と言ってもクリプタンという人工皮革は他で絶対に手に入らない素材ですから希少価値が高いと思います。

先ほどの点を改善すれば万人に受ける財布になり得ると思わされる一品です。

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