多様なニーズに応えてくれた『ブライドルアルフレートウォレット』をレビュー
2016/11/08
革財布を新調しようと思い、「ここはどんな感じかなー」と、軽い気持ちでフラリ…覗き見のつもりで入ったココマイスターだったんですが、一度入ったら抜け出て来れなくなってしまいました。
何しろ商品の種類が、多いこと多いこと…!海外から取り寄せているという、様々な素材の革を使った財布やバッグのシリーズがいくつも展開されている上に、カラーバリエーションもかなり豊富で、この中から本当に欲しいものを一つに絞るというだけで、それはもう大変なことだと感じてしまうくらい、とにかく選択肢が多く、魅力的なブランドだと思いました。
しかも、同じ素材の革を使った、そっくりな財布が、なぜか違う名前で売られている!?…と、思いきや、実は微妙に細かい仕様が違っている…みたいな。
そういった、本当にカユいところに手が届くかのような商品の取り揃え方には、頭の下がる思いがしました。
多種多様なニーズに合わせて細かい変化を付け、商品の種類を豊富に揃えるというやり方は、日本人ならではですよね。日本のデザイナーさんや、職人さんは、感性がキメ細やかなんだろうな、と思います。
自分のライフスタイルに合いそうな、気になる商品を色々と手にとって見比べているうちに、初めて入ったよく知らない店だけれど、もうこのブランドに決めてしまおう!と、その場で決意してしまいました。
ココマイスターが、近年、日本のビジネスマンの間で注目を集め始めている、超人気ブランドであるということは、恥ずかしながら購入した後で知りました。
アルフレートウォレットの特徴
私が購入したのは、ブライドルという革のシリーズから出ている『アルフレートウォレット』という商品です。
ブライドルを使った長財布で、スッキリとスリムな設計になっている他、表面の色と内装の色がツートンで仕上げられているというのが大きな特徴です。
ちなみに、全く同じシリーズで、同価格帯の財布の中に『インペリアルウォレット』というものと、『ブレンデルウォレット』というものもありました。
私の購入した『アルフレートウォレット』とあわせ、この3つの商品は、一見すると全く違いがわからないくらいソックリです。
そんな中で、私がアルフレートウォレットを選んだポイントは、財布の中央部にちゃんと小銭入れが付いているということと、カードを入れられる枚数が多過ぎず、少な過ぎずの絶妙なラインだったということです。
ブレンデルウォレットは、小銭を入れるスペースがなく、お札とカード入れに特化していたので、私のライフスタイルにはちょっと合わないかな?と思いました。
ちなみに、このタイプの財布を使う人って、小銭はどうしてるんですかね…。小銭入れを別に持ち歩いているのか、それとも「お釣りはけっこうです」と、毎回店員さんに言って、もらうのを断っているのか、謎です。
インペリアルウォレットの方とは、最後まで迷いました。
こちらは財布の内部にまでカード入れが付いていて、容量的にはかなり助かりそうだなーと思ったんですが、少しでもスッキリとしたフォルムのものを持ち歩きたいという思いがあったので、最終的にアルフレートウォレットに決定したというわけです。
それでも、アルフレートウォレットには、11枚もカードポケットがあり、さらにフリーポケットも3つほど付いているので、これでも充分過ぎるくらいだと私は思っています。
デザイン性も堅牢性も高いのが魅力的
この財布、革で黒なのに、ちっともオジサン臭さを感じないと思いませんか?私はその理由は、内装が淡いベージュカラーだからだろうと、勝手に分析しています。
このツートンな感じがスタイリッシュで、デザイン性の高さにつながっており、若さを感じさせてくれるような気がしているんです。
カードは縦に収納していくタイプで、とても見やすいです!
小銭に関しては、構造上薄くあることを最重要視しているのか、マチ幅がそれほど設けられておらず、自分でビロッと開かないと、しっかり中までは見えません。
それでも、横幅がとても長いですし、小銭を取り出す際に、それほど不自由を感じたことはありません。
ブライドルは、使い始めが表面に白く粉が噴いたような雰囲気のちょっと特殊な革で、ツルッとした革製品とはまた違う、なんとも言えない趣のある高級感を感じさせてくれるんですよね。
ヨーロッパで馬具に使用されているという革だけあって、耐久性のあるところが魅力とのことで。
私は手入れをこまめに行えるようなタイプの人間ではないため、ブライドルが堅牢性の高い革でよかったと思っています。
大切に使えば何十年もの使用に耐え得る商品とのことなので、長く使い続けていくつもりです。
まとめ
以上、ココマイスターのアルフレートウォレットに関する特徴や使用感のレビューを書かせてもらいました。
革の素材も、丁寧な造りも、とても気に入っているので、機会があったら、他の商品も調べてみたいです。
バッグや、その他の革製品なども、たくさん展開されていたようなので、またお店に立ち寄ってみたいと思っています。

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