デザインで魅了するディオールオムの二つ折り財布をレビュー
2016/02/26
私はディオールオムのファンであり、いくつものアイテムを所持しております。
この二つ折り財布はコレクションの一つです。
使い勝手よりもデザインが気に入ったディオールオム二つ折り財布
財布表面の左端にCDイニシャルのプレート及び、極細のメタルバーを縦に埋め込んでいるデザインですが、まさにシンプルにプラス要素を付加した私の望むデザインでした。
本体はブラックカーフ(牛革)となり、カードポケットは4枚、間仕切りありのお札入れ、コインポケットもシンプルで良いです。
ここで、財布内側にもしっかりとディオールオムのブランドロゴが印字されているのも良いポイントです。
私のデイリー使用の場面は、コンビニ、その他としてスーパー、ドラッグストアが主な範囲です。
支払いは大半をカード決済(EDY、nanaco、その他クレジット支払い)とし、小銭入れの内部がパンパンにならないための創意工夫は行いました。
お札入れは、片方にお札、もう片側は割引レシートやクーポン券の収納にしています。
使い勝手は悪くないといったところです。
ディオールオム二つ折り財布の悪い点
ヘビーローテーションで使用を重ね過ぎていた中、繁忙期には使い方を雑にしていました。
そのためか表面ボディーの極細メタルバーが折れてしまいました。
総革に裏地のお札入れ部分のみのナイロンという素材にメタルバーが入っていることを普段の使用において忘れるときがあります。
丁寧に使っているつもりでも、財布の身も心も非常に繊細だったということですね。
見る限りでは折れているようには見えず、外観はあまり損ねていないと感じ取れます。
恐らく第三者に見せても気付くこともないぐらいでしょう。そのため、気にならない方の方が大多数かと思いますが、乱雑に扱う傾向にある方は注意が必要な財布です。
逆に、神経質な方は私よりも良い扱いが出来るとは思います。
ディオールオム二つ折り財布の経年変化
約8年使ってきましたが、その光沢感はあまり劣化を感じさせません。
しかしスーツのスラックスに直入れしていたので、角部分は型がつき、雨の日に大量に雨ざらしになったこともあり、革がふやけている部分もあります。
「長く使用してるように思えない」と言われる事もありましたが、若干気にはなってしまいます。ですがそれを覆すデザインに惚れているので許容範囲でもあります。
気付きの点として、良く言えば傷が目立たない、悪く言えば表情の変化はないという点です。
新品時と今の財布がどのように変化したのか、自分の中では把握の必要が大いにあります。なぜなら今後新しい財布を検討する時にその記憶が役に立つからです。
ただ、状態の良いこの財布には愛着が深く、まだまだ現役で頑張ってもらいます。
ディオールオムの特徴
スリムなモードスタイルを基盤とし、時にはスポーティーに強い色味を差し込んだような奇抜な提案もしている特徴があります。
ディオールオムの発想及び軸に、飽きをこさせないスタイルがあると私は推測しています。
そして、パリ・ミラノコレクションの背景から、洋服からその他小物類の展開を多くしているため、「ウォレットも単体でなく同じ小物同士でコーディネイトする」という目論見もあるように感じています。
ウォレットは同系色、同シリーズのスーツ、バッグと合わせて使うと、より魅力を引き立たせる、そう思えるのです。
ディオールオム二つ折り財布を選んだ理由
この財布は、ビジネスシーンの利用を主とした目的で探していました。
職種はサラリーマンで、日々外商のために営業車で外回りを行います。そのため、平日は毎日使用するということを念頭に置き、シンプルで扱い易い二つ折り財布である必要がありました。
まず、譲れないのは高級感は絶対に欲しい所なので、本革、オールレザーであることです。当然お札入れがあり、コインポケットは最も普及している仕様のタイプです。
カードポケットについては4枚程度で十分という理由がありました。オフの時は長財布を使用するため、普段からカード関係の仕分けをして使うという使用法をあらかじめ決めていたからです。
私のウォレットデザインのこだわりとして、シンプルイズザベストではなく、プラスアルファを添えたディテールのあるものを欲します。
そして向かった最寄りの百貨店内にあるディオールオム直営店で店内を物色し、30分ほど吟味を重ね、店員の話も伺い、手にすることにしました。
まとめ
現在私は30代半ばですが、20代前半の頃は他のブランド財布を使用しておりました。
ファッション誌で様々なハイブランドのコレクションを見ている際にディオールオムを見かけて、デザインに惹かれる所が多々あったために、最寄りの百貨店で拝見しようと思いました。
そして、現物の財布を見て瞬く間に気に入り、購入に至りました。

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