メンズ財布RENのスモーク・シリーズ 外ポケウォレットの使用感レビュー

『使い勝手が良い形』と『オリジナリティがある独特な素材』にこだわっているRENのなかでも、高級感のある『SMOKE/スモーク』を使用したスモーク・外ポケウォレットを実際に使用してみて気づいたことをレビューしていきたいと思います。

他のシリーズにはない高級感と、動物を撫でているような独特の触り心地に惹かれて購入したこの財布ですが、使っていると長所・短所が浮かび上がってきました。

最大のデメリットは傷が深くなりやすいところ

レザー自体が非常に軽く、表層の密度が高いため、表面が摩擦に強いという利点はありますが、皮自体は非常に柔らかいためひと度傷がついてしまうと重症化しやすいです。

画像から見て取れるように「財布を扱った際の爪によるひっかき傷」や「バッグの中でなにか硬いものと強くこすれてしまった跡」が濃く残ってしまっています。

長年使っているためスレもありますが、使ってきた時間からするとだいぶ抑えられている印象ですし、味がでるようなスレ方をしてくれます。

最初の一つ目の傷はやはり目立ちますが、長く使うにつれて傷が増えてくるとそれすらも味になってきます。

意外と便利な外ポケットという特徴

やはりこの財布の一番の特徴は、小銭を入れるポケットが外側についていることでしょう。

私はこのデザインを初めて見たときに、どこか不格好な第一印象をもちました。

しかしじっと眺めているうちに、無骨なような、かわいらしいような、何とも言えない表情に見えてきて、その手触りもあいまって購入を決意しました。そんな不思議な魅力をもったヤツです。

この外ポケットは、デザイン面だけじゃなく機能性としても優秀です。特に小銭だけで支払えるような小さな会計の際に力を発揮します。

ふつうの二つ折り財布は小銭を出す際、財布を開いてチャックまたはボタンなどを開けてから取り出すかと思います。

しかしこの財布は外側のチャックを開けるだけで小銭が取り出せるため、無駄な動作をせずに支払いを終えることができます。

小さなことかもしれませんが、手が荷物でふさがっていて財布を扱いにくいときなどに、違いを発揮してくれます。

チャックにもＲＥＮの文字がかっこいい

みなさんの財布についているチャックには何と書いてありますか？多くの財布のチャックには『ＹＫＫ』の文字があるかと思います。

ファスナー業界にあって国内市場の９５％、世界でも４５％のシェアを誇るＹＫＫ、世界に誇れる日本企業で素晴らしい品質の物を提供してくれるブランドですが、そんななかでもチャックまでもがＲＥＮ製であるというところにも惹かれます。

そのチャックですが、たしかにＲＥＮの文字と独特の形状に惹かれる一方、少し扱いずらいです。

時間の経過も原因の一つかもしれませんが少し滑りが悪く、カーブになっているところで手間取ってしまうこともしばしばです。

また、皮が柔らかいためチャックを扱う際にチャックも皮といっしょにクネクネと曲がってしまうため、慣れるまでは少し戸惑う方もおられるかもしれません。

このRENの財布はボリュームがでてしまう

外にポケットがついていると利点もありますが不利な面もあります。やはり外に小銭入れがついている分どうしても財布の厚みにボリュームが出てしまいます。

ポケットに入らないことはないのですが少し小銭の量が増えると気になるサイズになってしまいます。

見た目について評価しましたが、中身はいたって普通です。

カード入れが８か所とその裏に２か所、札入れも２か所あります。カードの出し入れも特に問題なく特筆すべきところはありません。

まとめ

いかがでしたか？どちらかというと見た目へのレビューが多くなってしまいましたが、それくらい外見、触り心地などだけでも十分惹かれる一品になっています。

革財布をご検討の方は是非一度手に取っていただければと思います。