RRL(ダブルアールエル)のサーヴェイヤーウォレットを本音でレビュー
私の1番の宝物と言っても過言でない、RRLのロングウォレットについて本音でレビューします。
ヴィンテージ好きの私が、圧倒的存在感と個性、そして財布としての異端児ぶりが気に入り、プレゼントで頂いたこの財布ですが、1年以上使ってみて気付いたことを正直に書かせていただきます。
RRLのロングウォレットを実際に使ってみた感想
店頭で見た瞬間から一目で気に入っていたこの財布ですが、使い始めて1番初めに気付いたことをは「収納力の低さ」です。
写真のように札入れに日本札は折り畳まないと入りません。さらにカードなどの収納も極端に少なく、普段からカードを多めに持ち歩く方には不便であると断言出来ます。
また小銭入れもマチが無いため、そんなに中身を入れることは出来ません。
このブランドの財布自体、カード文化が根付くアメリカ製のため小銭入れは無い物もあります。
私は、あまり財布の中身が多くないということと、形が崩れることも嫌だったので、すぐに同じブランドの小銭入れを購入しました。そのためこの財布には必要最低限の物しか入っておりません。
逆に言えば、整理整頓が苦手で余計なカードなどで財布をパンパンに膨らませてしまう人にはお勧め出来るかもしれません。
機能性よりも「格好良さ」。使いにくさを忘れさせる魅力あるデザイン
この財布の最大の特徴は、財布について語ることが非常に多いということです。
イタリア産のカーフレザーを職人が手作業でタンニンなめしで仕上げ、財布の表面は日本産のウールをインディゴ染めし、インディアンの伝統的なデザインを施し、職人が1針1針手作業で製作した一品です。
この説明だけでも財布好きの心をくすぐり、ちょっとした話題作りにもなります。さらにアメリカ×イタリア×日本というコラボレーションにも人に自慢出来る要素があります。
そして何より、私と同じ財布を使っている人を見たことは1度もありません。
このブランド自体生産量が非常に少なく、次々とラインナップが変わるため、「出会い」が無ければゲット出来ないということも一つの魅力です。
「俺は俺」「個性重視」。こんな気持ちを持っている人には是非お勧め出来るのがRRLの財布です。
ヴィンテージファンやウエスタンファンなら必見
上記にも書いたように、圧倒的に個性派なこの財布は、購入時よりヴィンテージ加工されているため、ヴィンテージ好きの方や、アメリカンカルチャー(アメカジ、ウエスタン、インディアンファッション)が好きな人には是非お勧めしたい財布になります。
元々がファッションブランドのため、そこのブランドラインに合うように財布自体もデザインされています。そのためRRLのようなヴィンテージアメカジ系のファッションにも合わせやすいです。
サーヴェイヤーウォレットのエイジング
元々がヴィンテージ加工されている財布ですが、使えば使うほど味が出てくるのもこの財布の特徴です。
写真のようにコンチョの燻しがだんだんと取れて地肌のシルバーが輝きを増しています。またデニムのようにインディゴ染めの部分が色落ちしてムラになり、ヴィンテージジーンズのような風合いを持ちます。
さらにレザー部分も使い続けることで傷やカードの跡などが「味」として表れてきます。
これからもどんどん使ってよりヴィンテージ感を強めて行きたいと考えています。
RRL(ダブルアールエル)というブランド
RRL(ダブルアールエル)はアメリカのファッションブランドで、有名なラルフローレンのラインの一つで、独特のヴィンテージ感が魅力です。
ジョニーデップなどのハリウッドセレブを始め、日本でも根強いファンがいるブランドです。
私は世界一好きなブランドなのですが、日本には直営店が少ないことに加え、価格帯も非常に高いです。
しかし、財布はそこまで高価格帯というわけでも無いので、手が出しやすいアイテムです。
まとめ
RRLの財布はお世辞にも機能性が高い財布とは呼べませんが、その財布一つ一つのストーリー性や、デザイン性など、まさに「個性派」には堪らない魅力があると思います。そして財布自体のメンテナンスも小まめに行なう必要があるので、愛着も非常に沸きます。
また、商品自体の生産量の少なさから、人と同じものを持ちたくないと考える方にはお勧めの財布になります。
逆に、財布としての機能性を重視する方や、シンプルなデザインを好む方、ビジネスシーンではあまりお勧め出来ない財布になります。
全てを含め、「じゃじゃ馬」とも呼べるこのRRLのインディゴストライプ・サーヴェイヤー・ウォレット。
私にとって宝物とも呼べる、大事な相棒です。

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