セールで購入したヴィヴィアンの二つ折りメンズ革財布をレビュー

ヴィヴィアン・ウエストウッドというと「中性的なおしゃれ」というイメージがあり、これまで購入したことはありませんでした。

しかし、この「PELLE VITELLO NERO」という財布は、私のイメージとは少し違い、黒くごつごつしていて、男らしさを感じ、購入しました。

購入時の価格も１万円台前半と、ヴィヴィアンにしてはお手頃でした。確か定価はもっと高かったと思いますが、セールで安くなっており、それも購入の理由のひとつでした。

実際にヴィヴィアンの財布を使ってみて

気に入っているポイントは、表面のオーブロゴです。

強めに型押しされていて、黒一色ですが、遠目でもヴィヴィアンだと分かります。シンプルな財布の良さもありますが、こういった個性の強い財布にも、「愛着が湧きやすい」という良さがあり、気に入っています。

個人的には、「ヴィヴィアンを持っている人はオシャレ」というイメージがあり、自分がそのブランドを持っているということが財布を出す度に見れるので、若干の嬉しさもあります。

また、開く時にホック式の金具が付いているため、持っていてもヒラヒラすることがありません。

私は、基本的に二つ折り財布よりも長財布を使うことが多いのですが、その理由は「二つ折り財布はヒラヒラして不安がある」からでした。

このホックがついている事により、その悩みが解消されます。また同時に、デザイン上の男らしさにもプラスの印象を与えてくれます。

ただ、残念な部分もいくつかあります。

まず、通常のふたつ折りの財布に比べると、サイズが大きいです。

ちなみに、同社の代表的な二つ折り財布である「MAN SIMPLE 札入」は縦9.5cm横11cmですが、この財布は縦11cm横10.5cmです。縦と横の合計値でいうと、「MAN SIMPLE 札入」は20.5cmで「PELLE VITELLO NERO」は21.5cmとなり、「PELLE VITELLO NERO」が1cm大きいです。

「たかが1cm」と思うかもしれませんが、型押しされたオーブロゴの厚みも加わって、ポケットに入れるのに苦労しました。

カバンに入れてしまえば特に問題ではないのですが、普段ポケットに入れる方には向かないと思います。

また、カバンに入れた際ですが、黒いので見つけにくいです。これは黒い財布すべてに言えることですが…。

そのため、「ポケットに入れると、大きくて入れにくい」「カバンに入れると、黒くて見つけにくい」という２点の問題がありました。

ただ、この財布にはブラウンのカラーもありますので、そちらを選べばカバンの中での探しにくさはカバーできると思います。

ヴィヴィアン・ウエストウッドについて

ヴィヴィアンというブランドは一般的に「財布のブランド」として想起されるようなものとは、若干違います。

「オーソドックス」とは逆のとんがったイメージがあると思います。

好きな人は好きでたくさん買うけれども、逆に、苦手な人は苦手でひとつも買わないブランドだと思います。

この財布は、ロゴが強く大きく入っているため、ブランドの主張が激しいです。

それを持っているということ自体が、持ち主の主張にもなりますので、持ち主によってはそれが良しとなり、持ち主によってはそれが悪しとなる可能性があると思います。

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