個性的な設計の『ナポレオンカーフボナパルトL字ファスナー』をレビュー
2016/11/09
僕がメインで愛用している財布は、収納力が非常に高い、長財布タイプなんです。
ただ、その分、どうしてもちょっとゴツさがありまして…。仕事の合間に、自販機へコーヒーやお茶だけ買いに行くのに、わざわざこんなゴツい財布を持ち歩いている自分って、どうなんだろう…と。ある時、ふと気になって以来、ちょうど良いサイズ感のコインケースを探していました。
長財布を「親機」とするなら、「子機」みたいな立ち位置の財布が欲しかったんですよね。
そこで劇的に巡り会ったのが、ココマイスターのコインケースでした。
せっかくなら経年変化が楽しめる革製品を!
メインの長財布は別ブランドのもので、一応革なんですけど、黒いせいもあってか、長年使っていても、あまり質感の味わいに変化が見られず…。
古くなっていってる感じはあるんですけど、良い意味での経年変化っていう感じがあまりないんですよね…。
ただ、ココマイスターの革製品は、エイジングにとても定評があるようなので、経年変化はこちらで楽しもう!と、めちゃめちゃ期待して購入しました。
僕が目を付けたこのシリーズには、カラーバリエーションが多く存在していて、マゼランブルーという、革製品ではとても珍しい色もあったんです。
それもいいな!と悩んだんですが、在庫が切れていたこともあり、悩んだ末に結局は定番の「ブランデー」という色を選択しました。落ち着いた土のような色をしたブラウンです。
今にして思うと、経年変化を楽しむには、やっぱり茶色系が定番なのかなって感じで、このカラーにして良かったと思っています。
毎日ちょっとずつ変わっていくので、目に見えて変化を実感!というような感覚はさすがにないんですが、それでも、いい色になってきたなぁと最近、思うようになりました。
このナポレオンカーフという革は、新品の時からわりと既に、使い込んだようなアンティークな雰囲気になってはいるのですが、そこからさらに、自分自身で使い込みまして、今のところは、こんな感じに仕上がっています!
中にカードを入れたことによって、若干膨らんだような跡がついているのと、ところどころに入っている、ちょっとした引っ掻き傷がお気に入りです。
もっともっと、クタッとした感じになって、いい意味で汚れていってくれるといいな、と思っています。
使い込んだ革の色って、本当に味わいがあって、美しいですね!早くも革製品の虜になりそうです。
別のカラーバリエーションだと、どのように変化していくのかも気になり始めました。
L字に開く個性的な設計に惹かれる
ところで、コインパースにも色々な種類があったんですけど、その中でも、なんとなくこのL字ファスナータイプが、個性的なように思えて、強く惹かれました。
ファスナーが270度くらい全開するような、ガバッと開くタイプのものって、きっと使いやすくて便利なんだろうな…、とは思ったんですけど。個人的には、全開することのできないこのタイプの方が、うまく言えないんですけど、製品として色気があるように思えたんですよね。
開けばいいってもんじゃないぜ!というか。必要最低限のところまでしか開かないという独特の設計に僕はグッと来てしまいました。
実際、子機的な扱いをしているので、小銭など、そこまで取り出しやすくなくてもいいんですよね。
むしろ、この財布を取り出す時に、ちょっとワクワクする感覚を与えてもらえるかどうか…とか、そちらの方が重要なんじゃないかと僕は思っていまして。
海外の雰囲気と日本の技術の融合
ちなみに、ココマイスターの商品って、基本的に表面にロゴが入っていないものがほとんどのようなんですけど、このシリーズには、珍しく文字が刻印されています。
『ラルクドサンベルナール』という文字が入っているようなのですが、僕はパッと見た時、花のマークがあるせいか、ハワイっぽいような印象を勝手に感じ取り、これまた勝手にそこが気に入ってしまいました。
本当はナポレオンにまつわるシリーズなので、フランスの世界観だと思うんですけどね。
しかも、革そのものはイタリアの素材を使っていて、じゃあヨーロッパのブランドなんだね、と思いきや、ココマイスターの製品は、全て日本の職人が手作業で産み出しているというので、かなりナショナルミックスな感じになっています。
肝心なのは、使用感が良いかどうかであり、使っていてテンションが上がるかどうかだと思うので、僕はどんな国のものであろうと、良いものは良い!と思って愛用しています。
まとめ
以上、ココマイスターのナポレオンカーフボナパルトL字ファスナーの使用感に関するレビューをお届けしました。L字はいいですよ!あまり見掛けないタイプのものを使うのって、ちょっと優越感があるので、オススメです。
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